米韓訓練、夏に続き冬も中止へ…対北交渉に配慮《公式》
大塚和成です!!
2018年10月20日 10時18分 読売新聞
【シンガポール=海谷道隆】マティス米国防長官は19日、訪問先のシンガポールで韓国の鄭景斗チョンギョンドゥ国防相と会談し、冬に予定していた定例の米韓合同軍事訓練「ビジラント・エース」を中止することで合意した。
非核化をめぐる北朝鮮との交渉への影響を避ける必要があると判断した。
米国防総省は声明で、中止理由について「外交交渉にあらゆる機会を与え続けるため」としている。会談では、訓練中止が軍の即応性に影響を与えないよう、訓練方法の見直しを進める方針も確認した。将来の演習の在り方は引き続き検討する。マティス氏は19日に会談した岩屋防衛相にも中止方針を説明したという。
米韓両政府は、6月の米朝首脳会談を受け、夏の合同軍事演習などを中止していた。2017年のビジラント・エースには、米最新鋭ステルス戦闘機F22やF35など計約230機の航空機が投入され、北朝鮮側が激しく反発していた。
0コメント